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2020年10月21・28日、こども健康・教育学科2年生は、こども学専門演習の学修の一環として模擬「こども教室」を開催しました。「こども教室」は、こどもの発達に合わせた学びの内容をゼミごとに考え、体験を通してこどもとコミュニケーションをとりながら理解を深めることがねらいです。
例年は大学祭で開催し多くのこどもたちを迎えますが、今年は大学祭が中止だったことから、2年生の学生だけで模擬「こども教室」として行いました。
前編・後編に分けて、活動の様子を紹介します。
【模擬「こども教室」 前編】
加藤ゼミ「『私はだれでしょう』ゲーム」
このゲームの目的は、知らない人とのコミュニケーションをとる能力や考える力を身に付けることです。グループで円形になって、ヒントをもとに自分の頭の上の紙に何が書いてあるかを考えます。お互いの表情を見ながらみんなで楽しむことができました。
時安ゼミ「チキンレース」
高いところから物が移動するときの速度と距離を想像して、予想と実際の距離を対比するゲームです。ドングリやミニカーなどいろいろな物を使いました。シンプルなゲームですが、どうしたらゴールの線ぴったりに物を止められるか、ゼミ対抗で熱中しました。
平田ゼミ「10円玉をピカピカにする」
ケチャップ、ラー油、レモン汁など身近にある物を使って、10円玉をきれいにする実験をしました。意外な結果に驚きの声が上がりました。なぜきれいになるのかについての説明のほか、実験の間の待ち時間で10円玉にちなむクイズもあり、知識が増える教室でした。
松川ゼミ「万華鏡づくり」
使用済みのペットボトルやビーズ、マスキングテープなど身の回りにある物を使って、オリジナルの万華鏡を作りました。手軽なだけでなく、実際に太陽の光に当ててのぞいてみると、とてもきれいでした。鏡の仕組みを学ぶ体験にもなりました。
丸山ゼミ「ドライアイスでシャボン玉」
ドライアイスでシャボン玉をふくらますダイナミックな実験でした。シャボン玉がまるで生きものみたいにだんだんと大きくなります。割れた時には大歓声が起きました。割れた時に流れ出るけむりのようなものがさらに神秘的で、科学の楽しさを感じる教室でした。
【模擬「こども教室」 後編】
加藤ゼミ「ミッションインポシブル」
網目状に張り巡らされたビニールひもに鈴が付いています。その障害物に触れずにゴールへ向かうゲームです。このゲームの目的は、頭を使って考えながら体を動かすことです。鈴を鳴らさないように進むのは難しく、参加した学生たちは四苦八苦していました。
時安ゼミ「重さをはかるゲーム」
両手に持つ感覚で同じ重さだと感じる量のドングリを、それぞれ両端の紙コップに入れて、天秤が釣り合うかどうかを試すゲームです。チャンスは2回。実際にはなかなか釣り合いません。学生たちはドングリの種類や量を調整して試行錯誤を重ねていました。
平田ゼミ「スライムづくり」
絵の具を混ぜてオリジナルの色を作り、それを使ってスライムを作りました。色の組み合わせを学習することと、目の前で生じる現象を体験することを目的としています。学生たちは童心にかえったように目の前で起こる現象を楽しんでいました。
松川ゼミ「ドングリなどを使ったおもちゃ作り」
ドングリや紙粘土を使った制作活動を行いました。ドングリでコマを作ったり、ドングリに絵を描いたり、紙粘土とドングリを組み合わせて小物を作ったりと、学生たちは自由な発想で制作し、楽しみながら秋の季節を感じることができました。
丸山ゼミ「ボールあて」
ライオンやカエルなどが描かれたボードにボールを当てるゲームです。このゲームの目的は、コントロールや想像力を育むことです。当てると絵合わせのカードがもらえます。グループ全員が終えたところで、もらったカードを組み合わせ、できる絵を考えます。