附属図書館

新着図書を附属図書館１階カウンター横の棚に並べました。
一覧表はこちらをクリックしてください　→　7月の新着図書

今月は『くらしのための料理学 / 土井善晴著』をご紹介します。

私が夢中で料理だけを見ていた昭和の時代に、日本社会は大きく変化しました。庶民の努力によって、先進国の仲間入りを果たし、みなが中位の豊かさを享受できるようになったのです。経済的発展は実現しましたが、その裏側では、環境汚染や生活習慣病という問題が生まれていました。
私は、そんな変わりゆく社会に不安を感じながら、食文化が自分や家族の命を守り、幸福につながるという、料理の本来の意味や意義を強く思うようになっていました。（中略）今、料理を考えることは、自然と人間を考えることだと思っています。本書では、料理を通じて、持続可能な家族のしあわせ、この地球で心地よく生きていくための道筋をみなさんとともに考えていきたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・はじめにより

日本の料理の昔と今、西洋との食文化の比較などを通してそれぞれの意味や目的を探り、「料理とはなにか」について考察するおすすめの1冊です。

その他の新着図書
●「メイド・イン・ジャパン」の食文化史 : what is made in Japan? / 畑中三応子著
●SDGsのすごい会社 / 川田精一 [ほか] 著
●コロナ禍が変える日本の教育 : 教職員と市民が語る現場の苦悩と未来 / 教育改革2020『共育の杜』企画・編集
●子どもの食物アレルギーあんしんBOOK : 忙しいママ&パパのお悩み解決! / 今井孝成, 近藤康人, 高松伸枝監修
●シンプル衛生公衆衛生学 / 辻一郎, 小山洋編集

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・・・など他にもあります！