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おおぶ文化交流の杜allobuが主催する市民育成事業「文化デザイン塾Neo」に学生が参画し、
「allobuのPR」をテーマにし、約1年間、活動に取り組みました。
学生は、「伝える」ノウハウを学んだ他、チームに分かれ、おおぶ文化交流の杜allobuと
市民を繋ぐイベントを企画・運営し、地域の活性化へ繋がる取り組みをしました。
2月2日(木)は、取り組んだ活動の発表会を開きました。
健康スポーツ科学科1年 濱田 結維さん
今回の企画を通して、「傾聴」という言葉について深く考えるようになりました。
ただ人の話を聞くのではなく、耳と目と心を相手に傾けて聴くことの大切さを学びました。
それは、一対一の対話でも、大勢に向けた発表の場でも同じで、聞く姿勢を意識するだけで
相手の話をよく理解することができるし、話す側に立ったときは、「傾聴」してくれる人が
いるからこそ、焦らずゆっくり喋っていいんだという安心感を感じることができました。
他にも、今企画の中で学んだことはたくさんあります。しかし、正直なところ、それを完璧
に自分のものにできたかと聞かれたら自信を持って「はい」とは言えません。学んだことを学
んだままにするのではなく、自分から発信したり実践することの大切さも学びました。
今後、活動していく中でどれだけ実践できるかわかりませんが、積極的に行動し、インプッ
トしたものをアウトプットして、自分のものにする姿勢を忘れずにしたいです。
健康スポーツ科学科3年 西尾 智那さん
この活動を通して、「伝える」ことへの大きな学びがありました。
一人ずつ意見を言い合う場面やグループごとの発表など、自分の考えをまとめて話す機会が
多くあり、その中で一緒に活動を進めていったファシリテーターの加藤武志さんの「聞き方」
に注目しました。しっかり相槌を打って、相手の目を見て話を聞く姿が印象的でした。話しや
すい雰囲気を作ってくださり、自分の話を聞いてくれている、ということがよく伝わり、話し
ているととても嬉しい気持ちになりました。話す側が自分の言葉で発表できたり、スムーズに
話を繋げたり、といったプレゼン力には、聞く側の姿勢や態度が密接に関係しているのだと気
づきました。コミュニケーション能力には、話すだけでなく「聞く力」も重要だと学べました。
長期の活動だからこそ気づけたことでもあり、今後、社会に出て、良好な人間関係を築いて
行く上でも、今回の学びを活かしていきたいです。