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2004.01.27 Shigakkan 中女通信 2003年度版 第173号(2004/01/27)

●女子レスリング「アテネ女子国際大会」伊調千春が見事金メダルを獲得!
 服部担子と岩間怜那は惜しくも銀メダルに終わる。

 女子レスリングのアテネ五輪テスト大会である「アテネ女子国際大会」が、1月24日からギリシャ・アテネの五輪会場アノリオシア・ホールで開催され、 51kg級世界王者の伊調千春(健スポ2年)が決勝でラリーサ・ウルジャク(ロシア)を8-0の大差で下し、見事この階級での国際大会初制覇を遂げた。
 48kg級として初めての国際大会に挑んだ伊調は、同級世界2位のパトリシア・ミランダ(米国)を撃破するなど、4試合全てを順調に勝ち抜き、聖地アテ ネでの貴重な「勝利」を経験した。伊調はこの大会、48kg級の闘いを体で知る意味合いの方が強かった。肘の怪我も完治していないこともあって、大会前は 必ずしも優勝にはこだわっていない言葉もでていた。しかし、試合は最高の結果。世界のこの階級でも十分にやっていける目処がついたことだろう。また、世界 の48kg級のスピードを実感することも経験し、本番までもっと走り込んでスピードある動きを6分間続けられるようにする課題も見つかったという。
 一方、51kg級に出場した服部担子(健スポ3年)と、59kg級の岩間怜那(リプレ所属/本学卒)は、決勝でともに破れ、残念ながら2位に終わった。
 中でも、最も悔しさをあらわにしたのが2点のリードを守りきれずに敗れた服部。五輪実施階級ではないため、服部にとってはこの大会が「オリンピック」。 絶対に優勝するという強い気持ちがあっただけに、表彰台の上では涙が止まらないほど悔しさが消えない様子であった。彼女にはこの経験をバネにさらに成長し てもらいたい。

※世界チャンピオンである吉田沙保里(健スポ3年)と伊調馨(健スポ1年)は、アテネ合宿のみ参加のため、この大会には参加していません。

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