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2004.04.14 Shigakkan 中女通信 2004年度版 第189号（2004/04/14）
●アテネ五輪女子レスリング日本代表決定戦 48kg級プレーオフ
伊調千春が坂本真喜子との同門対決を制し、代表切符を獲得
アテネ五輪女子レスリング日本代表の残り一枠を争う同門対決「48kg級プレーオフ」が、平成16年４月13日、東京・駒沢体育館にて行われ、伊調千春 （健スポ３年）が坂本真喜子（健スポ１年）を３－０の判定で破り、悲願の代表切符を獲得した。これにより、既に代表を決めている55kg級吉田沙保里（健 スポ４年）と、妹の63kg級伊調馨（健スポ２年）とともに日本代表３選手が正式に出揃った。
日本の五輪史上、姉妹での同時出場は、1996年アトランタ大会でのバドミントン２組、2000年シドニー大会でのシンクロナイズドスイミング１組という実績があるが、いずれもメダルには届いていない。
一方、女子選手による同一クラブチームからのオリンピック３名同時出場は日本史上初の快挙である。
アテネ五輪女子レスリングは、今年８月22日～23日にかけ、ギリシャ・アテネのアノリオシア会場で開催される予定で、吉田と伊調姉妹の３選手は日本中からメダルの期待がかけられている。
熱戦を繰り広げる伊調と坂本
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