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●2004天皇杯「全日本レスリング選手権」
中京女子大学 3年連続の全7階級中5階級制覇!
48kg級坂本真喜子、51kg級坂本日登美、55kg級吉田沙保里、59kg級中西はつみ、
63kg級伊調馨がそれぞれ優勝
天皇杯は吉田沙保里に
アテネ五輪後、初の国内最大級の大会「2004天皇杯全日本レスリング選手権大会」が、東京・代々木第2体育館を舞台に平成16年12月21日(火)より3日間開催された。
初日は、59kg級・67kg級の2階級が行われ、59kg級で、中西はつみ(大学院1年)が大会6連覇を目指す岩間怜那(本学卒)を2-0(獲得ピリ オド)で下し、涙の初優勝を飾った。一方、67kg級坂本襟(本学卒)は、終始相手をリードしての勝利目前、第2ピリオド終了2秒前に逆転を許し、惜しく も準優勝に終わった。
2日目に登場した48kg級坂本真喜子(健スポ1年)は、持ち前の攻撃型レスリングを展開して3試合ともに完勝。2年ぶり2度目のタイトルを獲得した。
最終日は、アテネ五輪メダリストが出揃う51kg級・55kg級・63kg級・72kg級の4階級が行われ、多勢のファンで埋め尽くされた会場は大いに 盛り上がった。アテネ五輪銀メダリストの伊調千春(健スポ3年)が大会直前に右足親指の疲労骨折で不出場となった51kg級は、今大会最大の激戦区。結 果、決勝では坂本日登美(本学卒)の実力が服部担子(健スポ4年)を一歩上回り、2-0の完封で4年ぶり3度目の優勝を遂げた。
坂本は妹の真喜子と姉妹同時優勝を果たす。
続く55kg級・63kg級には、ご存知アテネ五輪金メダリストコンビの吉田沙保里(健スポ4年)と伊調馨(健スポ2年)が登場。2選手は戦前の予想ど おり、スピード・強さ・テクニック全てにおいて他を圧倒し、全試合安定した試合運びで、ともに3年連続3度目の優勝に輝いた。ただ、女子最終戦となる 72kg級においては、村島文子(健スポ4年)が浜口京子(ジャパンビバレッジ)に善戦及ばず準優勝となった。
これで本大会、本学は3年連続となる全7階級中5階級制覇という偉業を達成した。
なお、最優秀選手に贈られる天皇杯は吉田沙保里の手に輝き、スタイル別優秀選手賞は伊調馨が獲得した。
大会結果
48kg級 優 勝 坂本真喜子(健スポ1年) 2年ぶり2度目
51kg級 優 勝 坂本日登美(本学卒) 4年ぶり3度目
第2位 服部 担子(健スポ4年)
第3位 本橋 裕子(健スポ2年)
同 甲斐 友梨(健スポ2年)
55kg級 優 勝 吉田沙保里(健スポ4年) 3年連続3度目
第3位 柴田 瑞穂(附属高)
59kg級 優 勝 中西 はつみ(大学院1年) 初優勝
第2位 岩間 怜那(本学卒)
第3位 山名 慧(附属高)
同 西牧 未央(附属高)
63kg級 優 勝 伊調 馨(健スポ2年) 3年連続3度目
67kg級 第2位 坂本 襟(本学卒)
第3位 塚本 真紀(健スポ4年)
72kg級 第2位 村島 文子(健スポ4年)
第3位 田中 希枝(附属高)
個人賞 天 皇 杯 吉田沙保里
優秀選手賞 伊調 馨