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2005.05.30 Shigakkan 中女通信 2005年度版 第286号（2005/05/30）
●女子レスリング「アジア選手権」
吉田沙保里、伊調馨が貫禄の「金」
先頃のワールドカップ（フランス・クレルモンフェラン）に続き、中国・武漢で開催された女子レスリング「アジア選手権」に本学関係選手５名が出場し、ア テネ五輪金メダリストの55kg級吉田沙保里（綜合警備保障／本学卒）と63k級伊調馨（中京女子大健スポ３年）が圧倒的強さでともに金メダルを獲得。 67kg級坂本襟（中京女子大ク／本学卒）と72kg級村島文子（ 同 ）のふたりが銀メダルを獲得した。これにより、日本は51・48kg級で金銀を獲得した坂本姉妹（日登美、真喜子）と合わせ、金３個・銀３個を獲得。国別対抗得点（61点）も強豪中国を僅差で振り切り優勝を飾った。
優勝したふたりから、「中国は伸びているけれど、まだ負けない」（吉田）、「中国を警戒していたけれど、まだ自分のほうが上」（伊調）という力強いコメントが出るなど、迎撃体制は十分だ。
なお、吉田は今大会の勝利で自己の持つ国際大会連勝記録を「85」に伸ばし、伊調馨も国内外での連勝記録を「54」とした。
アジア選手権結果
48kg級 準優勝 坂本真喜子（和光ク）
51kg級 優 勝 坂本日登美（自衛隊）
55kg級 優 勝 吉田沙保里（綜合警備保障）
59kg級 予選敗 中西はつみ（中京女子大大学院）
63kg級 優 勝 伊調 馨（中京女子大健スポ３年）
67kg級 準優勝 坂本 襟（中京女子大ク）
72kg級 準優勝 村島 文子（中京女子大ク）
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