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2006.12.12 Shigakkan 中女通信 2006年度版 第441号(2006/12/12)

●伊調姉妹☆金☆吉田沙保里

 世界選手権の感動から3ヶ月・・・。またもややってくれました!!

1211日、カタールの首都ドーハのアスパイアー・ホールでアジア大会女子レスリング競技、4階級が行われ、

48kg級で本学卒業生の伊調千春(現ALSOK綜合警備保障)、同じく本学卒業生55kg級の吉田沙保里(現ALSOK綜合警備保障)、

そして63kg級本学の伊調馨の3選手が金メダルを獲得しました。

  48kg級の伊調千春選手は、準決勝で今年のアジア選手権3位の黎笑媚(中国)と対戦。

1ピリオド目にクリンチで奪われながらも、アテネでの悔しさ、そして今まで持つことの出来なかった

「世界チャンピオン」の自信を出し切り2-1で撃破。決勝は今年のアジア選手権3位の金亨柱(韓国)を

2-0で下し見事金メダルを獲得しました。

  55kg級の吉田沙保里選手は、準決勝で世界選手権時は一階級上59kg級2位の蘇麗慧(中国)を破り、

決勝では、アテネ五輪ロシア代表のオルガ・スミルノバ(カザフスタン)を2-0で勝利。

連勝記録のプレッシャーも栄監督とのコンビで何なく解消!国際大会の連勝記録を「104連勝」、

国内外の連勝記録を「100連勝」の大台へ伸ばしました。

北京オリンピックまで・・・ロンドンオリンピックまで・・・不敗神話はいつまで続いていくのでしょうか。

  63kg級の伊調馨選手は、4年前、初の大舞台がこのアジア大会でした。

原点でもある今大会、準決勝で前回の釜山大会決勝で負けた許燕海(中国)と対戦!

あのときの悔しさを胸に、挑んだ試合は、やはり2ピリオドともクリンチにもつけるきわどい試合になりました。

しかし、「中京女子大学」在学中の国際大会はこれで最後。中京女子大学は、「世界一」のプライドを見せ付けてくれました。

決勝では、ギーティカ・ジャカール(インド)をフォールで破り、銀メダルに終わった前回大会の屈辱を晴らし、姉千春と共に北京への道をまた一歩踏み出しました。

 世界選手権終了後から、たった3ヶ月。たくさんのイベントなども重なり、コンディション調整等、

選手達は本当に満足のいく練習が出来たわけではありません。それでも掴んだ「金メダル」。

「勝つ」事が当たり前のようで、でも本当は、選手達のたくさんの汗と、涙と、

曲げられない想いがいっぱいいっぱい混ざり合っての「勝ち」。

その力の源が多くの方々の暖かい励ましと、応援です。

1月には、全日本選手権、3月にはクィーンズカップという北京につながる試合がすぐそこに待ち構えています。

選手達と共にどうか、感動の涙を、笑顔を、お願いします。選手への一番の力になることと思います。

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