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2007.09.25 Shigakkan 中女通信 2007年度版 第496号(2007/09/25)

●初出場の井上選手は5位!
吉田選手・伊調姉妹は北京オリンピック内定☆
あたたかいご声援ありがとうございました!!

◎井上 佳子選手 67キロ級 5位◎(健スポ・1)
<3位決定戦>
ダウニング(米国)2-1井上佳子(中京女子大学)

「やっぱり悔しい...。」
  初出場ながら、堂々としたレスリングで、攻め続けた井上選手は、2回戦で敗れたものの
敗者復活戦で勝ち上がり、3位決定戦まで駒を進めたが、惜しくも敗退。
初出場、19歳!大健闘でした。
しかしこの結果に本人は納得していません。
また、同じ舞台でリベンジを果たすことを誓い、
井上選手は中京女子大学のマットに戻って来ます。
負けて強くなる、日本の新星、中女の星は
これからもっともっと輝きだします。
一番星を目指して、また再出発です。

◎伊調 千春選手 48キロ級 優勝◎(H18卒 現ALSOK)
★北京オリンピック出場内定★
<決勝>
伊調千春(ALSOK)2-1イリナ・メルレニ(ウクライナ)

「3年間は長くて辛かった。でもたくさんのありがとうを知った。」
3年間の想いをぶつけた1戦。アテネで果たせなかった「姉妹同時優勝」の夢。
その夢を打ち砕いた因縁の相手とアテネ以来3年ぶりの決戦。
アテネが終わって、世界選手権の代表にさえなれず、マットから遠ざかったこともありました。
その一年後には世界一にもなりました。
それでもずっと忘れられなかったアテネの決勝。
たくさんの人に励まされ、支えられ、やっとやっと辿り着いた
表彰台の一番上。「ありがとう。」の言葉が金色になって
帰ってきます。

◎吉田 沙保里選手 55キロ級 優勝◎(H17卒 現ALSOK)
★北京オリンピック出場内定★
<決勝>
吉田 沙保里(ALSOK)2-0イダ・カールソン(スウェーデン)

〓115連勝〓大会5連覇〓
どれだけ大きな数字なのか、一番感じているのは吉田選手自身なのかもしれません。
体調を崩しても怪我をしても戦い続けてきた無敵の女王は、
優勝の瞬間、監督を投げ飛ばすパフォーマンス。
「いつもお世話になっているので。」
喜びを体全体で監督にぶつけ、最高の笑顔で表彰台に上った吉田選手。
実は試合前高熱、そして、指の怪我...。
それでもそれでも掴んだ世界チャンピオンの座。
周りへの気配りも忘れない優しさいっぱいの世界女王は、
「やめるまで負けない。」
怪我にもプレッシャーにも自分にも負けないで
ずっと輝いていてほしいです。

◎伊調 馨選手 63キロ級 優勝◎(H19卒 現ALSOK)
★北京オリンピック出場内定★
<決勝>
伊調 馨(ALSOK)2-0シャギリナ(カザフスタン)

余裕・圧倒的・天才...
そんな言葉が飛び交うほどの強さで優勝した馨選手。
それは誰もが出来ない何かを続けてきたからこそ。
「レスリングが大好きだから」
「千春と北京で金をとりたいから。」
「みんなに感謝してるから。」
素直な馨選手の言葉一つ一つが周りの人の気持ちま
あたたかくしてくれます。
「今回の金メダルは以外にしょぼかった...。」
そう言って笑った馨選手が一番欲しいのは「金メダル」より
自分のレスリングで喜んでくれるたくさんの人の笑顔なのかもしれません。
姉・千春と共に北京の空に日の丸を掲げる日も
夢ではありません。

◎坂本 日登美選手 51キロ級 優勝◎(H15卒 現自衛隊)
<決勝>
坂本 日登美(自衛隊)2-0任雪層(中国)

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