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2008.03.04 Shigakkan 中女通信 2007年度版 第526号(2008/03/04)

教職員のみなさま
学生部長
神頭 和子    

中京女子大学における麻疹(はしか)対策・対応について

麻疹(はしか)については、昨年の春に関東地方を中心に大学生や高校生を中心とした流行があり、多くの学校で休校措置等が行われるなど社会的な問題となりました。

今年も10代、20代を中心に全国各地で猛威をふるう兆しを見せています。予防接種を受けていない方や、また受けた方でも免疫が低下している場合には、注意が必要となります。

 
【麻疹(はしか)とは】
麻しんウイルスは、強い感染力があり、空気感染・接触によって起こり、集団発生の危険性の高い伝染病です。

免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。

特に成人になってから初めて感染する場合は、重症化・長期化しやすく、そのため肺炎・脳炎など他の感染症にかかりやすくなるといわれています。

症状としては、最初は発熱・咳・鼻水・目やになど風邪のような症状から始まり

3~5日後には39~40℃の発熱と全身に発疹が出ます。

安静・水分補給などの処置により、数日で発疹も消失しますが、その後3日間は安静が必要です。

【感染防止のための対応】

 1.あなたが過去に麻疹(はしか)に罹患したことがあるかどうかを確認してください(父母等に確認)。

   罹患したことがあれば再び感染することはありません。

 2.罹患したことがなければ予防接種歴を確認してください(母子手帳で確認)。

   接種済みの記録があれば、ひとまず安心です。

   しかし過去に予防接種を受けていても、抗体価が低下している場合がありますので抗体検査を受けることをお勧めします。

 3.過去に罹患歴がなく、予防接種歴もない場合は感染しやすい無防備な状態です。直ちに予防接種を受けて下さい。 

【感染した場合の対応】

 1.発疹が出現する前には、3~5日間、発熱(38度程度)、せき、鼻水など「かぜ」に似た症状が続きます。 

   このような症状がある場合には登校せず、直ちに下記の大学連絡先に電話をして相談をしてください。

   その後、事前に予約をした上で医療機関にて受診をしていただくことになります。

   受診後の診断結果についても必ず下記連絡先に伝えてください。

 2.麻疹(はしか)の診断を受けたら、療養に専念して下さい。外出は禁止です。

   発疹が消失して解熱した後も、3日以上が経過するまでは、登校しないで下さい。

   その後、必ず下記の大学連絡先に電話して指示を受けてください。

〔連絡先〕

中京女子大学 保健室 0562-44-1378

      学生課 0562-44-1374

【大学近隣医療機関】

① 医療機関名 :加藤内科

  (本学学校医) 大府市中央町6-91

  TEL 0562-46-8900
  費用:抗体価検査料:2,310円

  ワクチン接種料:6,800円
  要予約

②医療機関名 :順和病院

  (救急指定)  大府市東新町3-1-2

  TEL 0562-46-5677
  抗体価検査料:5,000~7,000円

  費用:ワクチン接種料:5,000円
  要予約

注)かかりつけ医のある方は、かかりつけ医と相談してください。

                                以上

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