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2012.06.28 Shigakkan Shigakkan News 2012年度版 第842号 (2012/06/28)

食中毒にご用心!!!

 細菌を原因とする食中毒は夏場(6月~8月)に多く発生しています。食中毒を引き起こす主な原因は「細菌」と「ウイルス」ですが、この時期特に注意すべきものは細菌による食中毒です。細菌は温度や湿度などの条件で食べ物の中で増殖します。
食中毒の症状は腹痛や下痢、嘔吐など様々ですが、重症化し死に至る場合もあります。
食中毒を防止するため、「食中毒予防の3原則」をしっかりと守り、安全で健康な暮らしを送りましょう。

【食中毒予防の3原則】 

1.汚染させない
☆手をしっかり洗う!
手にはさまざまな雑菌が付着しています。食中毒の原因菌
が食べ物に付かないように、必ず手を洗いましょう。

☆まな板、箸は清潔に!
肉や魚などを調理したまな板から野菜などへ菌が付着しな
いように、使用の都度、きれいに洗いましょう。
焼肉などの場合には、生の肉をつかむ箸と焼けた肉をつか
む箸は別のものにしましょう。 

☆食品の保管に注意!
冷蔵庫などで保管するとき、食品に付いた菌が別の食べ物
に付着しないよう、食べ物は密封容器に入れたり、ラップを
かけたりすることが大事です。

2.増殖させない
☆低温で保存する!
細菌の多くは10℃以下では増殖がゆっくりとなり、マイナ
ス15℃以下では増殖が停止します。食べ物に付着した菌を増
殖させないためには、低温で保存することが重要です。

☆冷蔵庫を過信しない!
肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは、購入後、できるだ
け早く冷蔵庫に入れましょう。
冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖します。冷蔵庫
を過信せず、早めに食べることが大事です。
冷蔵庫は、出来るだけ扉の開閉を少なくして庫内の冷気を
逃さないようにし、食品を入れる量は冷気の循環をさまたげ
ないために冷蔵庫内の7割以下にしましょう。

3.殺菌する
☆加熱処理!
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。特
に肉料理は中心までよく加熱することが大事です。目安は中
心部の温度が75℃(カキ、シジミなど二枚貝は85℃)で1分
以上加熱することです。
ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも、細菌やウイル
スが付着します。特に肉や魚、卵などを使った後の調理器具
は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌しましょう。

     至学館大学・至学館大学短期大学部 衛生委員会

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