ホーム > ニュース&トピックス > Shigakkan News > 中女通信 2003年度版 第1...
Road To Athens
祝 アテネ五輪女子レスリング3階級出場決定!
55kg級吉田沙保里、63kg級伊調馨が悲願の代表切符獲得
48kg級は伊調千春と坂本真喜子による代表プレーオフへ
「ジャパンクイーンズカップ2004」 中女軍団、3年連続の7階級中5階級制覇
おめでとう!沙保里。馨。
がんばれ!千春、真喜子。
会場に駆けつけた多勢の本学関係者からの声は、皆一様だった。
平成16年2月23日(月)~24日(火)、東京・駒沢体育館で開催された「ジャパンクイーンズカップ2004」 で、本学中女軍団が3年連続となる7階級中5階級制覇を遂げた。
本大会はアテネ五輪第2次代表選考会(48・55・63・72kg級)を兼ねた非常に重要な大会。すでにアテネへ王手をかけている55kg級吉田沙保里(健スポ3年)、 63kg級伊調馨(健スポ1年)の2選手が、昨年12月の全日本選手権に続く2大会連続での優勝を飾り、見事アテネ五輪への出場を決めた。
全国が注目する55kg級決勝。吉田との対戦はやはり宿敵山本聖子(ジャパンビバレッジ)だった。吉田は、体調が万全ではないにもかかわらず、山本の得 点を僅か1ポイントに抑え、6-1と完勝。力の違いをまざまざと見せつけて相手を粉砕し、この大会3年連続3度目の優勝を飾ると同時に、アテネ代表を一発 で決めた。
また、63kg級決勝は、圧倒的有利とされた伊調馨が戦前の予想どおり、安定した試合運びで正田絢子(東洋大)に6-1と圧勝。4年連続4度目の優勝と同時に、悲願であったのアテネ切符をその手で掴んだ。
一方、48kg級は、この大会優勝で代表が決まる伊調千春(健スポ2年)と、プレーオフ挑戦に賭ける坂本真喜子(附属高3年)の同門対決となり、準決勝 で山本美憂(スポーツビズ)を破り勢いに勝る坂本が、終始伊調を攻め続け、3-0と伊調千を完封。2度目の優勝を飾った。この結果、代表権争いは4/13 (火)のプレーオフ(東京・駒沢体育館)に持ち越された。
なお、51kg級は甲斐友梨(健スポ1年)が、59kg級は西牧未央(附属高1年)がそれぞれ初優勝を飾った。
このジャパンクイーンズカップには、本学から18名の選手が出場し、内12名が3位以内を確保するという選手層の厚さが印象的な大会であったといえる。
大会結果 (本学関係のみ)
48kg級
優 勝 坂本 真喜子(附属高3年)
準優勝 伊調 千春 (健スポ2年)
51kg級
優 勝 甲斐 友梨 (健スポ1年)
第3位 前原 愛 (附属高2年)
55kg級
優 勝 吉田 沙保里(健スポ3年)
第3位 岩間 怜那 (リプレ/本学卒)
59kg級
優 勝 西牧 未央 (附属高1年)
第3位 山名 慧 (附属高2年)
63kg級
優 勝 伊調 馨 (健スポ1年)
67kg級
準優勝 坂本 襟 (リプレ/本学卒)
第3位 塚本 真紀 (健スポ3年)
72kg級
第3位 村島 文子 (健スポ3年)