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大学院生4名が肉眼解剖セミナーに参加
2018年8月8日(水)に本学の大学院生4名(1年生)が名古屋市立大学で開催された2018年度肉眼解剖セミナーに参加しました。
この肉眼解剖セミナーは名古屋市立大学大学院医学研究科統合解剖学分野及び機能組織学分野のご協力により、毎年夏の2週間、開催される人体解剖学の実習です。今回は7月30日(月)から8月10日(金)まで開催されました。人体構造についての疑問の解決や、臨床手技の向上を目的として、医学研究科の教員、研究員、大学院生などを対象に、セミナー実施責任者の指導によって、局所又は全身解剖を行います。
今回は、健康スポーツ科学科の後藤教授が、同大整形外科の臨床教授・研究員であり、エコーによる肩関節唇の描出範囲を観察する目的で本セミナーに参加したので、その傍ら解剖実習の見学をしました。
まず、献体された方への御礼とご冥福を祈って黙祷後、解剖実習を開始しました。最初は、心臓、肺、肝臓、腸などの内臓の基本的な構造、配置を確認しました。次にスポーツに関連のある、足関節、アキレス腱、腓腹筋、膝関節、股関節、肩関節、肘関節などの構造、靭帯、周囲の血管、神経の走行について観察しました。実体の組織構造を観察することで、教科書では理解しにくい人体の立体的な構造や筋肉の滑走、関節の動きについて理解が深まったことと思います。今回は短時間の研修となりましたが、今後は系統化し、実習として位置付けることも検討していきたいと思います。
参加者の名前は以下の通りです。
至学館大学大学院 健康科学科
安藤佑馬さん、神野航太さん、谷田亮太さん、新實 秀さん