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2020年度 第2回学術講演会の開催について
学術・研究委員会では、10月29日(木)に以下のとおり講演会を開催いたします。
今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大への対策としてZoomを利用した講演会となります。
以下の要領を確認のうえ、皆様どうぞ奮ってご視聴下さい。
演 題:食物中のsmall RNAが消化管から取り込まれ、ヒトの遺伝子を制御している
講演者:Kasey C. Vickers氏〔Vanderbilt University Associate Professor of Medicine〕
通訳・解説者:辻田麻紀氏〔名古屋市立大学大学院 医学研究科神経生化学 講師〕
座 長:三浦 裕〔栄養科学科教授〕
日 時:令和2年10月29日(木)12:40~14:10
場 所:特定しない(大学内に会場は用意しません。基本として、参加者それぞれ自宅等
都合の良いネットワーク環境からアクセス)。
備 考:本講演会は、Zoom Meeting機能を使って配信します。
聴講希望者はそれぞれ、当日までにZoom環境を整えるようにお願いします。
当日は、講演会開始15分前より、メール版のShigakkan News vol.1605に記載されたIDとパスワード
でミーティングに参加して下さい。
「講座内容」
第2回では、リポタンパク質が運搬するsmall RNA について最新の知見をお話します。Vickers先生は、食物の中にある植物や動物などの環境にあるsmall RNAが、消化管から取り込まれてリポタンパク質と結合して、ヒトの血中を流れているという画期的な発見をされました。講演では食物や腸内細菌、またはそれ以外の環境由来のsmall RNAがヒトの遺伝子を制御して、人体の免疫応答を活性化させるまでの仕組みについて最新の成果を発表します。英語講演を日本語に翻訳し解説を加えますので、多くの方にご参加いただけることを期待しています。
学術・研究委員会 委員長 三浦 裕