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2021年度 学術講演会(第2回)の開催について
学術・研究委員会では、6月17日(木)に以下のとおり講演会を開催いたします。
新型コロナウイルス感染症拡大への対策としてZoomを利用した講演会となります。
以下の要領を確認のうえ、皆様どうぞ奮ってご視聴下さい。
演題:With/Post コロナ時代における免疫学:自然免疫の役割
講師:岡田 秀親氏(名古屋市立大学医学部 名誉教授)
日時:6月17日(木)12:40~14:10
場所:特定しない(大学内に会場は用意しません。基本として、参加者それぞれ自宅等の都合の
良いネットワーク環境からアクセス)
備考:本講演会は、Zoom Meeting機能を使って配信します。
聴講希望者はそれぞれ、当日までにZoom環境を整えるようにお願いします。
当日は、講演会開始15分前より、メール版のShigakkanNews vol.1647に記載されたIDと
パスワードでミーティングに参加して下さい。
「講座内容」
補体は生体防御を担う自然免疫の主体です。それは抗原抗体反応とは無関係に起こる基本的な免疫系です。
人の血液中には、補体は不活性化の状態で流れて病原体の侵入を警備しています。正常細胞表面には補体制御因子が提示されているために活性化が抑制されています。ところが、病原体やウイルス感染症細胞上には、補体制御因子が存在しないために、直ちに補体が活性化してその細胞が殺されます。
講演を通じて、このような自然免疫系の巧妙なシステムを学び、With/Postコロナ時代を生き抜く方策を考えたいと思います。
学術・研究委員会 委員長 三浦 裕