越智久美子准教授と伊藤米子さん(卒業生)の平和への願いについてメディアで取り上げられました!
2024.08.15
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昭和20年6月9日の熱田空襲では、学徒動員中の学園の生徒34名と引率の教員1名が爆死しています。
その日から79年目になる2024年6月9日、約2,000人以上の死者を出した熱田空襲の物故者慰霊祭に至学館大学教員の越智久美子准教授と妹が爆死した卒業生の伊藤米子さん(昭和28年、短期大学部家政科卒、旧姓・石原)が参列しました。
伊藤米子さんの3歳年上のお姉さんは、戦時中、中京高等女学校の生徒でした。そして、昭和20年6月9日、熱田空襲で16歳のときに命を奪われました。伊藤米子さんは、『私たちの戦争 中京高女の学徒動員と熱田空襲』(越智久美子著、2016年、中日新聞社刊)に記載された爆死した生徒34名のなかの姉の名前「石原照子」を何度も指でなぞって、79年前のことを思い出していました。
この日の様子がNHKニュースで放送されました。また、その当時の状況について伊藤米子さんがNHKの取材に応じ、テレビで放映されました。
姉を捜して歩き回った昭和20年の夏 青春を奪った熱田空襲 | NHK